160万都市である福岡市に最初の百貨店(デパート)福岡玉屋が開店したのは今から100年前、1925(大正14)年10月4日である。佐賀県で創業した玉屋呉服店が佐世保に次ぐ百貨店の進出地として選んだのが、当時周囲の町村を合併して急成長していた福岡市だった。…
福岡市近代化&天神発展の礎を築いた偉人の一人、壱岐島出身の松永安左エ門(1875〜1971)は2025年12月1日で生誕150年を迎えます。松永は生前、青年期を過ごし電力業界で活躍する地盤を固めた福岡市に、茶道具などのコレクションを寄贈。その後に開館した福…
明治末の「筑前堅粕橋」絵葉書の考察を少しずつ進めている。私の住む街に隣接していて、朝の散歩コースでもあり、映っている道路は博多から太宰府へと続く古道なので興味は尽きない。 この頃は精密に写真を再現できるコロタイプ印刷の工場が福岡には無かった…
2006年から投稿を続けてきたgoo blogのサービス終了にともない、はてなblogへお引越し。2019年春から企画監修を担うFBSめんたいワイド「ひと駅ノスタルジー」の次回9月29日は、箱崎駅編のオンエア予定です。 今回のテーマは、本ブログでも投稿してきた「潮湯…
2025(令和7)年7月に始まった大分県玖珠町久留島武彦記念館での吉田初三郎没後70年記念『美の国、日本を描く〜鳥瞰図絵師・吉田初三郎の眼差しと久留島武彦との縁〜』の会期も今週末、9月28日(日)までとなりました。 会場の展示は、お盆明けから一部が入…
2025(令和7)年4月に開業したワン・フクオカ・ビルディング。5月末に西日本鉄道が本社を同ビル9・10階へ移して以降、同社広報課のアーカイブ顧問を務める立場なので週1回ペースで本社へ出向いている。10階受付には、1961(昭和36)年末に完成した当時の福岡…
2025年9月1週目、企画構成を担当している「にしてつWEBミュージアム」で新規コンテンツ2つが公開されています♪ いずれも福岡天神高速バスターミナル・バスミュージアムの展示と連動し、写真等を追加した特集ページ。 ひとつ目は「赤バス登場から50年!路線バ…
2025年上期の朝ドラ(連続テレビ小説)『あんぱん』もクライマックス。ネットに上がるニュースの中に、やなせたかし氏と親交深かった作家脚本家・向田邦子さんが東京銀座の名店会タウン誌「銀座百点」連載当時、やなせ氏が挿絵を担当していたと知り、気にな…
2025年8月末に届いた日本電気協会九州支部報「電気と九州」最新号(9月号)。拙著連載『電力三国志〜九州地域の電気電力・人物史」の第3回”広滝水力電気と松永安左エ門”が掲載されています。 拙著「電力三国志〜九州地域の電気電力・人物史」連載第1回は、…
先日、企画をお手伝いしているFBSめんたいワイド「ひと駅ノスタルジー」のロケで、以前から気になっていた久留米市・JR久留米駅の南側、水天宮通りに繋がる「縄手」交差点付近の複雑な鉄道・軌道の変遷を現地で確認して色々気づきがあった。 昭和初期の「国…
先日1931(昭和6)年の犬養木堂(毅)を囲む”福岡木堂会”記念写真を入手した。書道家としても知られた犬養毅、周囲にいる方々がどんな人々なのかも気になる。 第29代内閣総理大臣に就任する直前、五・一五事件の一年前…。戦前の名料亭・常磐館(水茶屋=博多…
先日、大阪毎日新聞が1933(昭和8)年元旦号の特別付録として新聞に折り込んだ『商売繁栄双六〜福博有名商店買物巡り』を入手しました!以前、私のアーカイブ活動の師匠だった故・平原健二さんから見せていただいたことがあり、ずっと探していたもの。今から…
2025年8月16日(土)ひる0:55〜3:00、KBC終戦80年特別番組『そのとき、生活の中に戦争があった』が放送されました。 今回、ご縁をいただいて戦時下の1943(昭和18)年1シーズンだけ存在した九州初のプロ野球チーム「西鉄軍」にスポットを充てた企画として「…
2025年8月7日(木)夕刻、福岡天神高速バスターミナル”BUS MUSEUM”の展示替えを終えました。 2本立てのテーマひとつ目は「ワンビル開業記念・福岡ビル街区の歴史と変遷」です。2025年4月に開業したワン・フクオカ・ビルディングが建つ敷地の歴史変遷を秘蔵写…
2025年6月10日、再開発で福岡市天神を離れていた「割烹よし田」が新店舗での営業を開始。店屋町に移転営業する際は西日本新聞社の仲介で少々お手伝いしたこともあり、天神に戻ってきたのは嬉しい限り。しかし、人気に拍車がかかり、気軽にふらっと食事に伺う…
先日入手した1945(昭和20)年9月1日発行の「日本ノコドモ」9月号。 終戦直後の8月20日に印刷されており、敗戦濃厚な中でも子供向け書籍が編集発行されていたことに驚き。配給制の中で印刷も紙質もページ数も判型も最低限ながら、子どもへの愛情に溢れている…
先日、私のアーカイブス活動の師匠だった故平原健二氏旧蔵の古写真群約200枚を縁あって入手しました。1936年のベルリンオリンピック・200m平泳ぎで金メダルを取った福岡市出身・葉室鐵夫選手(修猷館卒)の福岡市凱旋時の一連写真は、平原さんの先輩で平野写…
2025年7月8日(火)大分県玖珠町の久留島武彦記念館にて、吉田初三郎没後70年記念『美の国、日本を描く〜鳥瞰図絵師・吉田初三郎の眼差しと久留島武彦との縁〜』が開幕しました! 初日8日は、企画監修役の私がギャラリートークに登壇。NHKさんや西日本新聞さ…
2025年6月19日(木)、福岡大空襲から80年目の日にギンギラ太陽’s『天神開拓史2025最新版~100年の夢と希望が結集した街。だから天神は面白い!~』初日舞台が開幕しました。 ギンギラのホームグラウンド・西鉄ホールとの提携公演は、2014年以来10年ぶりとな…
5月21日(水)午後、ワン・フクオカ・ビルディング(ONE FUKUOKA BLDG.)6Fカンファレンスホールにて某ご依頼による『天神の過去と未来をつなぐ』特別Vr.講演を行いました。 今回の講演スライドを作成する中で、色々な気づきをいただきました。その最大の気…
6月8日(日)午前中、筥崎宮参道で開催された「箱○古本市〜BOOK WAY vol.2」に行きました。 旧知の方々や絵葉書会のメンバーも出店していて、珍しい写真などをいくつか入手しました。 天神町発展会・都心界の行事写真が3枚。1955(昭和30)年に発足した同会…
先日、西日本新聞で「107年前に福岡県久留米市で開かれた幻の博覧会『発明博』市史に記載1行のみ」という記事が掲載公開されて、「あれ?久留米全国発明品博覧会の絵葉書セットなど、当時の関係する資料はひと通り持っていたはず」と思ってファイルを確認し…
2025年は、福岡市に本格的なデパートメントストア(百貨店)が初登場してから100年です。 1925(大正14)年10月4日、「玉屋呉服店」が東中洲に開店したのが最初です。百貨店方式のビル店舗はそれ以前にも「松葉屋」「笠野屋」「中村家具店」などがありました…
6月8日は福岡県ゆかりの鳥瞰図絵師・前田虹映の80回目の命日です。師匠・吉田初三郎の右腕として活躍後、1936(昭和11)年に独立してから西日本を中心に多彩な作品を描き残し、1945(昭和20)年6月8日に故郷山口県柳井市にて49歳で肺を患い逝去しました。 虹…
1925(大正14)年4月、福岡市最初の飛行場が開設されて東京ー大阪ー福岡の航空郵便が始まった。 入船町(現在の福岡市中央区港2丁目付近)に建設していた水上飛行場の格納施設が初飛行には間に合わず、当初は百道海岸の仮施設を使っての運行開始だったらしい…
先日、別府市から市制100周年記念『別府市誌』通史編・図鑑編の見本が届きました。 表紙は別府市所蔵の吉田初三郎「別府市鳥瞰図」絹本肉筆画! いただけるのは別府タワーの写真を提供した図鑑編だけだと思っていたら両方いただけて大感謝です♫ 写真や古地図…
2025年5月10日、NHK「新プロジェクトX〜結束が温泉街を変えた 黒川温泉 山間地に客を呼べ」を観終えて、黒川温泉1990〜2000年代の手持ちパンフレットなどを久しぶりに広げてみた♫ 1月28日に放送された「マツコの知らない世界〜絵地図の世界」でマツコさんに…
大河ドラマ「べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜」2025年4月20日の放送で安田顕演じる”平賀源内”が獄中死。関連番組では源内の故郷・さぬき市志度町が紹介されて、やすけんさんが現地を巡る番組も視聴した。それで思い出したのが、今年6月で没後80年を迎える鳥瞰図…
4月19日は伊能忠敬が測量の第一歩を記した「地図の日」だそうで、19日夜は久しぶりに手持ちの善隣出版社(ゼンリンの前身)創業期の1950年代発行市街図を拡げ、観察して見たり。 大分県別府市で創業し1950年代前半に小倉市(現・北九州市小倉北区)に本社を…
先日入手した1944年の「九州兵器」集合写真2枚。産業機械メーカー”渡辺鉄工(旧渡邊鉄工所)”が太平洋戦争末期の1943年に改名したのが九州兵器。このとき航空機製造部門は”九州飛行機”として独立し、映画「ゴジラ-1.0」にも登場した局地戦闘機”震電”を生み出…